細木数子の壮絶な人生を描いたドラマ『地獄に堕ちるわよ』はNetflixで絶賛配信中。
戸田恵梨香が演じたことでも話題となりました。
そんなドラマ『地獄に堕ちるわよ』のあらすじを、これから観る方にも楽しんでいただけるようネタバレなしで、簡単に書いています。
※最後の感想には一部ネタバレを含みますので、視聴がまだの方はご注意ください。

『地獄に堕ちるわよ』あらすじ
「大殺界」「地獄に堕ちるわよ」の強烈な言葉で一世を風靡した占い師・細木数子。
戦後の貧しい時代を生き、お金を稼ぐために次々と商売を成功させ、やがて“銀座の女王”と呼ばれるまでになる。その後、占い師としても成功を収め、テレビや出版業界を席巻し、巨万の富を得ていく。
一方で、霊感商法や裏社会との黒いつながりも噂された細木数子。
欲望、裏切り、野望、栄光、孤独――。
激動の時代を生き抜いた一人の女性の、波乱に満ちた人生が描かれる。
相関図

Episode1
売れない作家・魚澄美乃里は、人気占い師・細木数子の半生を小説にするため取材を始める。数子が語る壮絶な過去を聞くうちに、戦後の貧しい時代を生き抜いた少女時代へと物語はさかのぼっていく。
Episode2
自分を利用する人間には二度と負けないと決意した数子は、独立して小さな店を始める。持ち前の商才と行動力で店を成功させ、やがて華やかな銀座へ進出。大きな夢に向かって歩み始める。

Episode3
大地主の御曹司との結婚を決めた数子。しかし、華やかな結婚生活とは裏腹に、古いしきたりに縛られた生活に息苦しさを感じ始める。一方、東京でのビジネスにも新たな影が忍び寄っていた。
Episode4
東京オリンピックで街が活気づくなか、店の経営も順調に進んでいた数子。そんな彼女の前に、不動産業者を名乗る須藤が現れる。数子は彼の言葉に心を動かされ、大きな決断をすることになる。
Episode5
現代では、数子の過去や商売について疑問を抱き始めた魚澄。しかし数子はそれを意に介さない。物語は1970年へとさかのぼり、暴力と恐怖にさらされる数子の前に、ある人物が現れる。

Episode6
1973年、オイルショックの影響でクラブ経営に苦しむ数子。そんななか、ひとりの占い師との出会いが彼女の人生に大きな影響を与える。数子は新たな可能性を見つけ、次の道へ進もうとする。
Episode7
大スター・島倉千代子を救ったという数子の語る“美談”。しかし、過去を知る人物から語られた話は、数子の記憶とは異なるものだった。魚澄は取材を続ける中で、少しずつ疑問を深めていく。

Episode8
心を打ち砕かれるような裏切りを経験した数子は、人生の大きな転機を迎える。そして、これまでとは違う道へ進み、占い師として新たな人生を歩み始める。やがて、その名は世間に広く知られるようになる。
Episode9
数子への取材を続ける魚澄は、これまで知らなかった新たな事実に次々と直面する。数子が作り上げてきた“神話”の裏側を追う中で、魚澄は彼女の人生そのものと向き合うことになる。

感想 ※多少のネタバレあり(視聴がまだの方はご注意ください)
これはヤバい!
おもしろすぎて一気見しました。
細木数子のお金の臭いを嗅ぎつける能力は天性のものだったんですね。
戦後の貧困、金への執着、華やかな銀座の世界、テレビ業界ーー。
60年にもわたる昭和・平成の時代が圧巻のクオリティで描かれていました。
レーザーラモンが出た時の番組は、私もリアルタイムで観ていてよく覚えています。
その頃の細木数子をテレビで見ない日はないほどでしたからね。
とくに年配の方がハマってたイメージです。
あんな裏社会との繋がりがあったなんて…
島倉千代子の話のくだりは正直、嫌悪感を抱きましたが…
詐欺となんら変わりないんじゃないか、と。
それでも、島倉千代子は自分なりの方法で数子に敵を討ったんだと、私は思っています。
訴えることはせず…
数子の金への執着、愛憎、裏切り、野望、栄光、孤独ーー。
『あんた、地獄に堕ちるわよ』
この言葉、自分に言い聞かせてるのか…?
晩年の細木数子まで戸田恵梨香が演じたことに、多少の違和感を覚えつつも、最後まで一気に観たくなる、本当におもしろいドラマでした!


